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2005年、アメリカの公的機関・国立衛生研究所(NIH)の科学者が、『高濃度ビタミンC点滴は、ガン細胞に対してだけ選択的に毒性として働く』と発表。副作用がなく、抗ウィルス、ガン予防・抗ガン、全身の若返りなどの作用が認められ、2006年よりアメリカで急速に広まった注目の治療法です。
高濃度ビタミンC点滴は、サプリメントや内服薬では絶対に摂ることのできない大量のビタミンCを、血液中に直接投与することで血中濃度を急激に上げ、ガンのみならず、美肌・美白、エイジマネジメントなどの美容効果、疾患予防・改善、身体機能の改善に飛躍的な効果を得ることができます。
震災以降、不安や気分の落ち込み、不眠からくる心身の疲れなど、不調を抱えている方も多いと思います。
ビタミンCは高濃度で点滴することにより抗不安作用、安眠効果が期待できます。
また、強力な抗酸化物質として放射線による内外被ばくの障害を強力に防ぐことが知られており、国内外の学会で多数発表されています。
放射線被ばくの予防には、高濃度ビタミンC点滴25,000mg(25g)が推奨されています。
ライナス・C・ポーリング博士は、量子化学者および生化学者として名を馳せた博士で、アインシュタイン博士の盟友としても知られています。20世紀における最も重要な化学者として広く認められており、ノーベル賞を単独で2回受賞(1954年に化学賞、1962年に平和賞)した数少ない人物でもあります。
まだ現在ほどビタミンなどの栄養学が重視されていなかった時代に、大量のビタミンCや他の栄養素を摂取する健康法を提唱。ビタミンCとガンとの関係にいち早く着目し、超高濃度ビタミンC療法を確立した人物です。
ライナス・C・ポーリング博士は1960年代後半からビタミンCの研究を始め、1日数十グラムのビタミンCを摂取すると風邪やガンを予防できると考え、キャメロン博士と共にビタミンCを静脈内に投与することでガン患者の生存率が延長することを学会に発表しました。
これに対し、アメリカの医療機関の中でも権威のあるメイヨー医科大学がビタミンCの抗ガン作用はないとボーリング博士の説を否定。これにより以後30年間、ボーリング博士の超高濃度ビタミンC療法は世間から忘れ去られることとなりました。
メイヨー医科大学で効果が得られなかった理由。それは、ポーリング博士とキャメロン博士の研究は静脈投与であったのに対し、メイヨー医科大学では経口投与していたため、必要とされる有効血中濃度に到達できず、ガン患者の延命に変化はないとされたのです。
1994年にポーリング博士が93歳でこの世を去った後、ポーリング博士の説を信じた米国カンザス州のリオルダン医師が、2004年にビタミンCの経口投与ではガン細胞を殺すのに十分な血中濃度まで上昇させることができないという論文を発表しました。
2004年頃から、アメリカ国立衛生研究所(NIH)・国立癌研究所(NCI)・米国食品医薬品局(FDA)の科学者たちによるビタミンCの薬理動態の研究が始まり、2005年に学会誌「PNAS」に高濃度のビタミンCが過酸化水素(H2O2)を運ぶプロドラッグとして選択的にガン細胞を殺傷することを発表。ポーリング博士が約30年前に唱えた「ビタミンCは選択的にガン細胞を殺す」との理論が正しいという結論が発表されたのです。
これに続き、2005年カンサス大学では、卵巣ガンや子宮ガンに対し高濃度ビタミンCの投与経験を発表。2007年マギル大学では高濃度ビタミンC点滴療法がガンに有効だった症例を発表。2008年トーマス・ジェファーソン大学では悪性リンパ腫への高濃度ビタミンC点滴療法の効果を発表しました。
現在アメリカでは約1万人、日本では約100人の医師が「超高濃度ビタミンC点滴療法」を行っています。アメリカでは非常に歴史の古い治療法ですが、日本ではまだまだ新しいガン治療のひとつです。
赤血球膜G6PD活性を測定する検査で、G6PD活性が低下している方に高濃度のビタミンCを血中に投与すると、重症の急性溶血性貧血発作を起こす危険があるため、米国では25gを越えるビタミンC点滴療法を行う場合には必ずこの検査を行っています。
G6PD異常症はX染色体により遺伝する家族性溶血性貧血で、アフリカ黒人を中心に世界で数億人いると推測されていますが、日本人における割合はわずか0.01%ですのでほとんど心配ありません。
当院では患者様の安全を第一に考え、20g以上の場合は、初回に検査をお受けいただいております。