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ニキビ跡

ニキビ跡とは

ニキビ跡とは、ニキビの炎症によって周囲の組織がダメージを受け、瘢痕(傷痕)として残ってしまう状態のことをいいます。
ニキビ跡は状態によって4つに分けられます。

  • ニキビ跡の色素沈着
    ニキビ跡の色素沈着
  • ニキビ跡のクレーター
    ニキビ跡のクレーター
  • ニキビ跡のしこり
    ニキビ跡のしこり
  • ニキビ跡のケロイド
    ニキビ跡のケロイド

ニキビ跡ができるメカニズム

  • ニキビ跡ができるメカニズム①

    ①正常な状態

  • ニキビ跡ができるメカニズム②

    ②皮脂腺から分泌される皮脂が毛穴に詰まります。

  • ニキビ跡ができるメカニズム③

    ③毛穴の中で細菌が増殖し、毛穴の中で炎症が起こります。

  • ニキビ跡ができるメカニズム④

    ④毛穴での炎症によって毛穴の構造が崩れ、余分な空間ができてしまいます。

  • ニキビ跡ができるメカニズム⑤

    ⑤毛穴の余分な空間に皮脂が詰まりやすくなり、ふたたび上記サイクルが繰り返され、毛穴の構造はどんどん崩れていきます。
    結果としてニキビはなかなか治らず、ニキビ跡もひどくなります。

ニキビ跡の種類

ニキビ跡の〈色素沈着〉

ニキビ跡の〈赤み・色素沈着〉

ニキビ跡の〈色素沈着〉は、ニキビによって起きた炎症のダメージが、茶色や紫のくすみとして残ってしまった状態です。ニキビは毛穴に皮脂が詰まり、毛穴の中で細菌が増殖して炎症が起こることによる肌へのダメージです。ニキビなどにより皮膚が炎症を起こすと、皮膚を守ろうとメラニン色素が大量に生成されます。ニキビが治ると、その跡がシミのように色素沈着するケースが高くなります。

  • 紫~赤黒い色素沈着

    ニキビ跡の紫がかった色素沈着の原因は、ヘモグロビンです。ニキビ治癒後、半年程度は炎症の跡が残っている状態で、それ以上経過しても消えない赤みは、皮膚の表皮〜真皮がダメージを受けたことにより薄くなり、その下にある筋肉や血管が透けて見えている状態になっています。ニキビの炎症がひどくなり肌の真皮まで傷ついてしまうと、真皮の中にある毛細血管が破壊されて出血し、周囲の組織に染み込みます。ヘモグロビンは酸素を失うと赤みを失うため、血液が染み込んだ部分が紫~赤黒い色素沈着として肌に残ってしまいます。

  • 茶色い色素沈着

    ニキビの跡が茶色いシミのようになっている色素沈着の原因は、メラニン色素です。ニキビなどにより皮膚が炎症を起こすと、活性酸素が発生して炎症を鎮めるとともに、皮膚を守ろうとメラニン色素が大量に生成されます。ニキビが治ると、その跡がシミのように色素沈着するケースが高くなります。重症化したニキビによって皮膚の奥まで傷ついてしまうと、新陳代謝が非常に遅い真皮部分にメラニンが沈着して、治すことが難しいシミができてしまうのです。

ニキビ跡の〈クレーター〉

ニキビ跡の〈クレーター〉

ニキビ跡の〈クレーター〉は、ニキビが繰り返すことで毛穴での炎症によって毛穴の構造がどんどん崩れていき、皮膚がぼこぼこになってしまう状態です。ニキビの原因アクネ菌が増えて赤ニキビができると、毛穴やその周辺に炎症を起こして、周辺組織を破壊し始めます。すると、免疫反応によって炎症が広範囲にならないように白血球が皮膚細胞を破壊して炎症の広がりを抑えようとします。これが真皮層で起こることで肌が凹み、ニキビ跡がクレーター状態になってしまうのです。
真皮層には皮膚の新陳代謝を行うターンオーバーがないため、複雑に破壊され変形した真皮層のダメージは、クレーターという形で残ってしまいます。ニキビ跡の〈クレーター〉は原因が皮膚深部にあるため、これまで治療が大変難しいと言われていました。しかし、レーザー技術が進化した現在では、皮膚深部まで安全に治療が行えるようになり、適切な治療を行うことで真皮層から皮膚を再生させ、ニキビ跡の〈クレーター〉を治すことができます。

  • 毛包周囲瘢痕

    毛包周囲瘢痕とは、毛穴が広がるタイプのニキビ跡です。毛穴周囲に瘢痕化が生じ、それにより毛穴の収縮能が失われ拡張したままになっている状態です。毛穴周囲、特に浅層の瘢痕化を生じており、ここをターゲットとする治療が適しています。

    毛包周囲瘢痕
  • 浅斑状瘢痕

    浅斑状瘢痕とは、クレーターが浅く広いタイプのニキビ跡です。比較的浅い真皮中間層に主に瘢痕化を生じています。皮膚の薄い女性に生じやすいニキビ跡です。

    浅斑状瘢痕
  • 深真皮瘢痕

    深真皮瘢痕とは、深く広いタイプのニキビ跡です。周囲の正常皮膚との境目がはっきりしており、ここの部分が光の乱反射を起こすため非常に目立ってしまいます。原因である真皮内瘢痕は深部に存在することが多く、皮膚の厚みがある男性、特にニキビが大きくなるタイプの方に生じやすいニキビ跡です。

    深真皮瘢痕
  • 脂肪組織の萎縮

    脂肪が萎縮するタイプのニキビ跡です。ニキビの炎症が脂肪層に及んで線維化を起こし収縮した結果、皮膚も陥没し大きく凹んだニキビ跡ができた状態です。原因となったニキビ跡が別に皮内にも存在するため、皮膚の瘢痕化と脂肪の瘢痕化の両方が確認できます。

    脂肪組織の萎縮
  • アイスピックタイプ

    アイスピックタイプとは、開口部が2mm以下と狭く、真皮より更に深く達するタイプのニキビ跡です。このため、通常のレーザー治療による真皮層の再構築が期待できず、瘢痕部を取り去る様な照射方法が必要となります。

    アイスピックタイプ
  • ローリングタイプ

    ローリングタイプとは、真皮が筋膜に癒着しているタイプのニキビ跡です。開口部が4mm以上と広く、緩やかな陥凹で丘のようにうねり、平らな部位が少ない状態です。

    ローリングタイプ
  • ボックスタイプ

    ボックスタイプとは、陥没しているニキビ跡の底面が平坦で円形のニキビ跡です。浅いボックスタイプと深いボックスタイプがあります。

    ボックスタイプ

ニキビ跡の治療方法

  • ニキビ跡の色素沈着改善に有効な光治療です。

    ニキビ跡は炎症の影響でメラノサイトが活性化されている状態なので、強いレーザーを照射するとさらにメラノサイトの活性化を促し、逆にニキビ跡が濃くなってしまう可能性があります。

    IPLは表皮の色素は吸収するもののメラノサイトには刺激を与えないので、ニキビ跡が濃くなってしまう心配はなく、徐々に全体のニキビ跡を改善が期待できます。

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  • ジュベルックは、自身の力でコラーゲン生成を促進させる次世代の肌育注入剤です。

    肌の深部に働きかけてコラーゲン生成を促進することでニキビ跡周辺の肌組織が新しく生まれ変わり、ニキビ跡の凹みを自然に引き上げて肌の表面を滑らかにします。

    繰り返し行うことでニキビ跡が目立たなくなる効果が期待できます。

    ジュベルック,スキンブースター,次世代型肌育注射
  • ニキビ跡のクレーターは、ニキビの炎症によって真皮層の組織が壊され、皮膚の再生がされなくなっている状態です。ダメージが長く続くと新しい皮膚をつくることができなくなったり、回復が遅くなります。

    ダーマペン4は肌に無数の細かい穴を開けることで肌の自己再生作用を高め、皮膚のコラーゲン、エラスチンの産生を促す効果があり、皮膚細胞の再生をサポートしてニキビ跡のクレーターの凹みを改善していきます。

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  • ニキビ跡の赤みや色素沈着はメラニン色素やヘモグロビンが原因です。ジェネシスのレーザーはヘモグロビンの赤い色素に働きかけるため、ニキビ跡の赤みに効果的です。

    レーザーピーリング効果により古い角質を除去してターンオーバーの正常化を促す効果があり、ニキビ跡の色素を排出します。


    ニキビ跡のクレーターは、ニキビの炎症によって真皮層の組織が壊され、皮膚の再生がされなくなっている状態です。ダメージが長く続くと新しい皮膚をつくることができなくなったり、回復が遅くなります。

    ジェネシスは真皮上層に熱エネルギーを届けてコラーゲンやエラスチンの産生を促す効果があり、皮膚細胞の再生をサポートしてニキビ跡のクレーターの凹みを改善していきます。

    ジェネシス,ジェネシスレーザー,ジェネシス美容,ケミカルピーリング,ベビーピール,毛穴治療,ニキビ・ニキビ跡,美肌

上記治療と組み合わせて行うとさらに効果的です。

  • 弱い酸などの薬剤を用いて古い角質や表皮、毛穴の汚れなどを取り除き、肌のターンオーバーを正常に戻して新しい肌細胞の産生を促す治療です。

    溜まって沈着しているメラニン色素の排出を早め、シミやくすみを改善します。肌が本来持っている透明感のあるキメの整った瑞々しい美しさを取り戻す美肌治療の基本となる治療です。

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  • 特殊な電気パルスを皮膚表面に与えることにより、一時的に細胞と細胞の間に隙間を作り、肌深部まで有効成分をダイレクトに浸透させる治療です。

    イオン導入の20倍の浸透効果で、ニキビやニキビ跡に効果を発揮する有効成分をお肌の内側までしっかりと浸透させて、ニキビの炎症を抑え、ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌や崩れた毛穴構造の改善などに高い効果を発揮します。

    エレクトロポレーション,導入治療,イオン導入
  • 点滴・注射

    高濃度点滴

    ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌を抑えたり、肌のターンオーバーを正常に整える「ビタミンC」や「ビタミンB群」。ニキビの炎症を抑える「トラネキサム酸」。高い抗酸化作用をもつ「高濃度ビタミンC」も、ニキビの改善・予防に効果的です。
    「プラセンタ」は皮脂の過剰分泌を招くホルモンバランスや自律神経のバランスを整えます。

    【初めてご来院の方 3,300円〜9,900円】

  • 外用薬/ハイドロキノン、トレチノイン

    外用薬/ハイドロキノン、トレチノイン

    ハイドロキノンは「肌の漂白剤」と呼ばれる、強い漂白作用を持った塗り薬です。シミの原因であるメラニンやメラノサイトからシミを薄くします。今あるシミを消し、さらにこれからできるシミも予防します。トレチノインはビタミンA誘導体でお肌の古い角質を剥がし、表皮の細胞を早いスピードで分裂させ新しい肌の再生を促します。また、皮脂の過剰分泌の抑制、コラーゲンを増やすというはたらきもあります。併用して使用することでより早くシミ・くすみを改善できます。

    【5g 4,950円】

ごあいさつ

現代社会は、様々なストレスが蔓延する高ストレス社会です。
過度のストレスはホルモンや免疫系のバランスを崩すだけでなく、自律神経系から精神までも蝕み、当然、人としての容姿・美しさも蝕みます。

身体の内側から健康であることは、お肌の美しさや健やかさに繋がるのは間違いなく、お肌が美しく健やかである人は、心と身体が健康で充実しているに違いありません。

私たちと共に心と身体の予備力を高めていき、心と身体の健康を充実させてお肌の美しさと健康の基盤を作っていきましょう。
そんな想いで、私たちはあなたからのご相談をお待ち致しております。

医療法人社団MEDIAGE 理事長 富島 隆裕

理事長 富島 隆弘

【経歴】

1996年
愛媛大学医学部卒業
1996年
大阪大学脳神経外科医局入局
2005年
大阪大学医学部脳神経外科、同大学院博士課程を修了
美容クリニックにて院長、総院長を経て現職

【資格】

  • 日本脳神経外科学会認定専門医

【専門】

  • 美容外科 美容皮膚科 形成外科 皮膚科

【所属学会】

  • 日本抗加齢医学会
  • 日本臨床抗加齢医学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本美容皮膚科学会
  • 日本レーザー学会

メディアージュクリニック青山院

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