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ニキビとは
ニキビは、何らかの理由で毛穴に「皮脂」が詰まって溜まると、その毛穴にアクネ菌が入ってきて増殖して「毛穴内感染」を起こすことでできる「毛穴の感染症」です。角質の乱れをはじめとした肌荒れや、体調やホルモンの影響による皮脂の性状の変化や肌の防御能の低下などが原因でできることが多いです。
なかなか治らず、繰り返すニキビとは
毛穴内で感染を起こすことで、毛穴内の立体構造が乱れることがあります。膿(ウミ)が出る時に出血を伴うことが多いですが、「ニキビができた毛穴から血が出る」というのは、毛穴内の壁が損傷、つまり「毛穴内がケガをした」と考えられます。
ケガをしたらその部位は「変形」することから考えれば、つまりニキビができた毛穴は、変形していてもおかしくはありません。ニキビ跡のクレーターなどニキビ跡になってしまうことからも分かると思います。
この「変形」が毛穴の中でも生じており、皮脂などが貯まりやすいデッドスペースができると、この毛穴にニキビが繰り返すようになってしまいます。何度も「毛穴内感染」が起こり、皮脂が溜まるのが当たり前になった毛穴は、ニキビが繰り返し起こってしまうのです。
メディアージュのニキビ治療を!
メディアージュでは、ニキビ治療にこだわりを持って、ケミカルピーリングやIPL治療をはじめ様々な治療を行っております。なかでもメディアージュ独自の治療として「PDT治療」を行っており、「なかなか治らず繰り返すニキビ」や「皮膚科の薬ではなかなか治らないニキビ」の方には最適の治療です。
メディアージュだけのPDT治療とは
メディアージュクリニックが発祥である「ニキビ治療としてのPDT」は、ニキビの根本原因からアプローチする光線力学療法という治療です。太陽光の一部を再現した光に反応するポルフィリンという物質を皮脂腺並びに細菌内に大量に発生させるためにアミノレブリン酸というアミノ酸を内服してから光を照射します。それによって、皮脂腺への強力な抑制効果と毛穴内に潜む殺菌効果を起こして、強制的にニキビができないようにすることができます。
更に「治療を止めたらすぐに再発してしまう」という原因は、毛穴内の立体構造の変形によって常に皮脂が溜まってしまうからなので、ここにもコミットして治療しニキビができにくい肌にするのが、メディアージュのニキビPDT治療です。
PDT治療を詳しく知りたい方はこちら(ニキビクリニックサイトへ移動します)→
ニキビの種類
正常な皮膚
ニキビ菌は正常な皮膚の上にも存在しますが、正常な皮膚上では繁殖して炎症を起こすことはありません。 皮脂腺で作られた皮脂は毛穴から皮膚表面に出ていき、表面を弱酸性にして細菌の繁殖を防ぐとともに、保湿を行っています。 正常な皮膚は角質層が上手に代謝を行っていて、余分な皮脂が毛穴に残ることなく外に出て行くことができます。
ニキビの前段階
微小面皰
肉眼的には見ることのできない微小面皰はニキビの前段階です。 主に男性ホルモンにより皮脂腺が活性化されて皮脂分泌が活発になり、さらに毛包漏斗部の角化が進んで毛包内に皮脂が溜まり皮膚の常在菌が増殖した状態です。
毛穴の出口近くで角化異常が起こると、毛穴が塞がれて皮脂は外に出られなくなり、どんどん溜まってしまいます。
ニキビの初期段階(炎症のないニキビ)
閉鎖面皰(白ニキビ)
毛穴が角栓により閉じて皮脂が詰まった状態です。比較的皮脂の溜まりにくい頬などの表面に白いポツポツとした膨らみができます。
毛包が広がり、アクネ桿菌が増え始めます。
ニキビの初期段階(炎症のないニキビ)
開放面皰(黒ニキビ)
白ニキビの毛穴が開いて、そこに酸化した皮脂や古い角質が溜まり、さらにメラニン色素などによって黒く見える状態です。比較的代謝が活発で、皮脂が溜まりやすい鼻や額にできます。
悪化したニキビ(炎症を起こしたニキビ)
紅色丘疹(赤ニキビ)
白ニキビが悪化して、毛穴に溜まった皮脂に細菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビの表面が赤く見える状態です。塞がっていた毛穴が皮脂に押し出されて広がり、中央に白い芯が見えるようになります。
さらに悪化したニキビ(化膿したニキビ)
膿疱(黄ニキビ)
赤ニキビが更に悪化し炎症が激しくなった状態です。てっぺんに黄色い膿が出てきます。外に出られない皮脂と膿が皮脂腺を破って真皮層や皮下組織にもダメージを与えるため、高い確率でニキビ痕ができます。
ニキビの原因は?
ニキビの原因は様々ですが、大きな要因は次の通りです。
お肌は一定の周期でターンオーバーを繰り返しています。ターンオーバーとは表皮細胞が生まれ角質化して剥がれ落ちるまでのサイクルのことで、肌の生まれ変わり、新陳代謝を指します。ターンオーバーによって肌は一定の周期で新しい細胞へと生まれ変わっています。
このターンオーバーが何らかの原因で乱れて正常に行われなくなると、自然にはがれ落ちるはずの古い角質が肌に残り、毛穴の出口が塞がれて皮脂とともに毛穴に詰まりやすい状態になってしまいます。
すると、皮脂を栄養とするアクネ菌が毛穴の中に繁殖し、繁殖したアクネ菌や雑菌に対抗するために皮膚が炎症を起こして発疹ができニキビとなります。
皮脂は肌を外部刺激から守る役割を果たしていますが、過剰に分泌されると毛穴の詰まりやアクネ菌・雑菌の繁殖を引き起こし、ニキビができる負のサイクルとなってしまいます。
過剰な洗顔による肌の乾燥や肌への過剰な刺激、脂質や糖質の多い食生活やストレスの増加などもホルモン分泌の異常や皮脂分泌の促進につながります。
すると、皮脂を栄養とするアクネ菌が毛穴の中に繁殖し、繁殖したアクネ菌や雑菌に対抗するために皮膚が炎症を起こして発疹ができニキビとなります。
思春期に増加する男性ホルモンには皮脂分泌を高める性質があります。男性ホルモンが増え、皮脂が過剰に分泌することでアクネ菌が繁殖。角質が厚くなっているために毛穴から排出されず、ニキビができてしまいます。
ニキビを防ぐセルフケア
ニキビをできにくくする、できてしまったニキビを悪化させない、ニキビを目立たなくするためのスキンケアや生活習慣など、日常生活でできるセルフケアの方法を解説します。
間違ったセルフケアは、ニキビの悪化やニキビ跡につながります。正しいニキビのセルフケアでニキビに負けない健康肌をつくりましょう。
毎日こつこつ積み重ねていくと、肌の機能が正常に働くようになります。大人になってニキビができやすくなったと感じている方は、普段の生活やスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。
清潔な手でクレンジングや予洗いを行い、肌表面に付着している汚れを落とします。肌をこすらないようにやさしく丁寧にメイクと馴染ませます。肌の潤いを逃さないよう、肌の皮脂を落としすぎるオイルタイプは避け、34℃~36℃程度のぬるま湯で行いましょう。
洗顔は刺激の少ない洗顔料をしっかり泡立て、泡をクッションにしてやさしく洗います。髪の生え際やフェイスラインまでしっかりとすすぎ、清潔なタオルで肌を軽く押さえて水分を拭き取ります。
1日に何度も洗顔をしたり、スクラブ剤入りの洗顔料でゴシゴシ摩擦しながら洗うのは控えましょう。
思春期のニキビとは異なり、大人のニキビは乾燥によって肌のバリア機能が低下することでも起こりやすくなります。洗顔後は丁寧なスキンケアで保湿ケアを行いましょう。
保湿を行わず肌が乾燥してしまうと、ターンオーバーが乱れて古い角質が肌に残り毛穴が詰まりやすくなります。さらに肌のバリア機能が低下して、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルにもつながります。
化粧品は清潔な手のひらに広げ、ハンドプレスで肌にたっぷりとしみ込ませます。肌をこすったり、ニキビになりやすい肌を刺激したりしないよう注意しましょう。
紫外線を浴びた肌は皮膚内部を守るために角質が厚くなり、毛穴が詰まりやすくなってニキビのできやすい肌になってしまいます。
また、紫外線を浴びることで活性酸素が大量に発生し炎症が起こりやすくなります。
紫外線で皮脂が酸化し、ニキビを悪化させたりすることもあります。
日焼け止めだけでなく、帽子や日傘、サングラスなどを上手に活用しましょう。
毎日の食事は内側からのニキビケアにつながります。
ニキビを防ぐためには、皮膚の材料となるタンパク質、ターンオーバーの促進や皮脂量のコントロールに役立つビタミンB群・ビタミンA、皮膚の免疫機能を強化し炎症を抑えるビタミンC、血行を促進するビタミンE、便秘の改善に役立つ食物繊維などを積極的に摂りましょう。
糖分や動物性脂肪の多い食べ物は、皮脂分泌を増やしニキビを悪化させる可能性がありますのでできるだけ控えましょう。
また、ホルモンバランスが乱れないよう規則正しく食事をするように気をつけましょう。
肌のターンオーバーは睡眠中に活発化します。正常なターンオーバーの周期は一般的に約28日~45日と個人差がありますが、寝不足が続くとそのサイクルが遅くなり、古くなった角質が肌表面に残り、ニキビや肌荒れを引き起こしやすくなります。
しっかりと睡眠が取れると、ホルモンバランスや肌のターンオーバーが正常になり肌が健康的になります。
睡眠で特に大切なのは、入眠から3時間の間に訪れるノンレム睡眠(深い眠り)です。この時に成長ホルモンが十分に分泌されることで、肌の再生活動が盛んになります。
深くぐっすりと眠るためにも、毎日決まった時間に自然と入眠できるようなライフスタイルを心がけましょう。ベッドに入る1~2時間前に入浴して体温を上げておく、寝る直前の飲食、テレビやスマホの使用を控えるなどもオススメです。
ストレスは大人のニキビの大敵です。
ストレスが過剰になると、ホルモンのバランスが崩れ、黄体ホルモンの活動が優位になります。黄体ホルモンは、肌や髪の乾燥や血液循環の悪化を招き、肌からニキビの原因となる皮脂を過剰に分泌します。
ストレスなどの影響で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ自律神経が乱れると、ホルモンの分泌が乱れて、皮脂の分泌量が増加したり皮脂の成分が変化するといった影響が出てきます。
さらにビタミン・ミネラルの消費が亢進してビタミン・ミネラル不足となり、体調や肌の不調が顕著に出てきやすくなります。その結果、肌荒れとともにニキビもできやすくなります。
ニキビをつくらないために、日常生活の中でリラックス法やストレス解消法をうまく取り入れて、自分に合ったストレス解消の方法を探してみましょう。
ニキビの治療方法
ニキビは90%以上の人が一度は経験する一般的な疾患ですが、医療機関を受診される方は、全体の12%に過ぎないといわれています。ニキビは放っておいて治るものではなく、ニキビを放置し悪化させてしまうとニキビ跡になる場合もあります。
ニキビは外見への影響や感情面での生活の質への影響が非常に大きい疾患です。正しい治療を行い今あるニキビを治すだけでなく、ニキビを繰り返さない肌質へと根本から改善することが大切です。
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ケミカルピーリングは、肌のターンオーバーを正常に戻して新しい肌細胞の産生を促す治療です。
古くなった角質を除去をして皮脂の詰まりを改善。
炎症の原因となるアクネ菌の増殖を防ぎます。
ニキビのできにくい健康な肌をつくります。
■過剰な皮脂分泌の抑制
■毛穴の詰まりの改善
■アクネ菌の殺菌 -
レーザーピーリング効果で古くなった角質を取り除き皮脂の詰まりを改善、毛穴を正常にしてニキビのできにくい肌をつくります。
ニキビの炎症の鎮静化やターンオーバーの正常化を促す効果もあります。
真皮上層にエネルギーを届けることによりコラーゲンやエラスチンの産生を促します。
■毛穴の詰まりの改善
■ニキビの炎症の沈静化、赤みの改善
■コラーゲンの生成促進
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特殊な電気パルスを皮膚表面に与えて、一時的に細胞と細胞の間に隙間を作り、肌深部まで有効成分を浸透させる治療です。
ニキビの炎症、皮脂の過剰分泌、崩れた毛穴構造の改善など、今あるニキビを鎮めるだけでなく、毛穴を正常化してニキビのできにくいお肌に導きます。
■ニキビの炎症の沈静化
■過剰な皮脂分泌の抑制
■毛穴構造の改善 -
炭酸ガスレーザーで最小限の穴をあけることで、皮膚の深いところに溜まった膿を排出させます。
毛穴に詰まった膿や余分な皮脂を溶かすと同時に殺菌効果により細菌にも作用します。
膿や皮脂が排出されると、炎症が治まりニキビが治っていきます。
レーザーで開けた穴は、傷を残さず1〜2日のうちにきれいに塞がります。
大きな赤ニキビが多発していて、他の治療ではなかなか数が減らない場合や、隣り合った複数の毛穴が化膿して融合したような大きな嚢腫では、皮脂腺ごと焼灼してしまうことで、早く治癒させることもできます。ニキビ処置(1コ) 1,100円
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外用薬/トレチノイン
トレチノイン(レチノイン酸)はビタミンA誘導体で、欧米ではニキビ治療の第一選択薬となっています。トレチノインは過剰になった皮脂腺を萎縮させて皮脂腺の機能を低下させるとともに、皮膚のターンオーバーを促進し毛穴に蓋をしている角栓を剥がれやすくすることによってニキビを改善していきます。
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内服薬、サプリメント
過剰な皮脂分泌を抑えて新しいニキビを予防する「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB6」。色素沈着や過剰な皮脂分泌を防ぎ、炎症を抑える「ビタミンC」。ニキビの炎症を抑える「トラネキサム酸」など、内側からもニキビに有効な成分をしっかり摂取することが大切です。
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ニキビの原因となる皮脂の過剰分泌を抑えたり、肌のターンオーバーを正常に整える「ビタミンC」や「ビタミンB群」。ニキビの炎症を抑える「トラネキサム酸」。高い抗酸化作用をもつ「高濃度ビタミンC」も、ニキビの改善・予防に効果的です。
「プラセンタ」は皮脂の過剰分泌を招くホルモンバランスや自律神経のバランスを整えます。【初めてご来院の方 3,300円〜9,900円】
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