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レーザートーニングを受けたけど、効果がわからなかった。という方は、やり方が間違っていた!?
レーザートーニングとは?
レーザートーニングは、QスイッチYAGレーザーという医療用レーザー機器を使用して、シミや肝班、色素沈着、肌質の改善効果が期待できる美肌治療です。
一般的なレーザー治療よりも弱い出力でレーザーを照射することで、余計な刺激を与えることなく、蓄積したメラニンを減らしていきます。回数を重ねるたびにメラニンの量が少なくなり、透明感のあるキメ細かい肌へと導きます。
【メドライトC6】
色素系疾患のためのレーザーを20年以上研究・開発してきた米国ConBio社のQスイッチYAGレーザー「メドライトC6」に搭載されたレーザートーニングという特殊な照射機能により、従来レーザー治療が禁忌とされてきた肝斑を含むシミの症状を増悪させることなく治療することができます。
こんな方にオススメ
・肝斑が気になる
・
IPL光治療で改善できないシミをなんとかしたい・
色素沈着をキレイにしたい・
顔全体のくすみをとってトーンアップしたい・
ダウンタイムのない治療を受けたい
肝斑にレーザーは禁忌
肝斑は少しの刺激でもメラノサイトが活性化しやすい状態になっています。従来のシミレーザーのような強い照射をしてしまうとメラノサイトが濃いメラニンを産生し続けるようになって肝斑を悪化させることがあります。
レーザートーニングは、弱い出力でレーザーを照射するため、メラノサイトを活性化させる原因となる余計な刺激を与えることなく、メラニンを徐々に減らしていきます。
レーザートーニングとシミ取りレーザーはどう違うの?
レーザートーニングもシミ取りレーザーも「メドライトC6」というQスイッチYAGレーザーを使用します。メドライトC6は1,064nm/532nmの2つの波長を搭載したレーザーで、症状に応じて使い分けることで幅広いトラブルに対応します。
532nmはメラニンの吸収率が高く皮膚の浅い層に働きかけるので、老人性色素斑(シミ)や雀卵斑(ソバカス)など皮膚の浅いターゲットに対して効率よくアプローチできます。シミ取りレーザーは高いエネルギーを集中的に照射することでメラニンを一気に分解して排出します。効果が高い反面、かさぶたや赤みなどのダウンタイムが伴いますので、炎症により悪化を招く肝斑や色素沈着には使用できません。
1,064nmは皮膚深部まで到達するので、ADMや太田母斑など皮膚の深いターゲットに使用します。レーザートーニングは真皮層まで届く1,064nmの波長を使い、トップハット型と呼ばれる低出力のエネルギーを均一に繰り返し照射することで、肝斑に炎症を起こさせずにメラニン色素を薄くします。
レーザートーニングは肝斑やシミ、色素沈着の改善だけでなく、毛穴やくすみ、ハリツヤの改善など肌質改善効果も高く、痛みやダウンタイムがなく美肌へと導くことができます。
レーザートーニングで期待できる効果
肝斑の改善
レーザートーニングは、肝斑に対して「メラニンの分解排出」と「メラノサイトの活性抑制」の2つの働きで肝斑を改善していきます。メラニンを選択的に破壊し排出することで、肝斑を徐々に改善していきます。さらに、メラノサイトの活動性を抑制することでメラニンを作らなくしていき、徐々に肌の色調を整え顔全体のトーンアップも期待できます。
毛穴・ハリ・くすみの改善
波長の長いレーザートーニングの光は真皮層まで作用してコラーゲン生成を促し、肌のハリアップや毛穴の引き締め、肌のキメを整える効果が期待できます。レーザートーニングは中空照射のため、目元や口元、小鼻や鼻筋などの凹凸のある部位への照射もムラなくしっかり行うことができます。
レーザートーニングは回数が必要な治療です
レーザートーニングはメラノサイトを刺激しない低出力のレーザーを照射してメラニンの排出を促す治療法です。メラノサイトの刺激を抑えて、薄いメラニンの膜を1枚ずつ剥がしていくように少しずつメラニンを排出させていくため、治療回数が必要になります。
1回の治療で劇的な効果を与えるものではありませんが、照射するごとに徐々にメラニンが排出されていきますので、色ムラが均一に整い透明感が出てきます。治療を重ねることで根本から肌がキレイになっていくのが実感できます。
回数が必要なレーザートーニングは、定額プランがお得!
メディアージュクリニック青山院では、レーザートーニングの1ヶ月定額プランをご用意しています。中3日で最大月8回施術が可能です。レーザートーニングは回数が必要な治療だから、1ヶ月集中的に行う定額プランがオススメです。顔全体または両頬のいずれかを選べます。
レーザートーニングの効果を高める併用治療
肝斑治療はレーザートーニング単独で行うだけでなく、内服薬や外用薬を併用することでより早く確実な肝斑改善が可能です。美白治療の代表的な内服薬である「トラネキサム酸」「ビタミンC」「ハイチオール」などの成分は、シミや肝斑の発生を抑制する効果が期待できます。さらにケミカルピーリングや導入治療、点滴療法など 内側と外側から複合的に治療を行うのも効果的です。
内服薬や外用薬は数ヶ月使用することで肌質の改善につながります。効果がないからといってすぐに使用を中止してしまうのではなく、医師の指示に従い用法用量を守り継続して使用してください。